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JISHINDESU GUIDE

震源から遠い高層ビルが長く揺れるのはなぜ?

長周期地震動の仕組みと、地上の震度だけでは高層階の揺れを表しきれない理由を説明します。

読了目安 6分執筆・編集: Marcin Korzeniowski最終確認: 2026年9月11日

記載の公的資料・一次資料に基づくJISHINDESUの編集記事です。公的な防災情報の代わりにはなりません。

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地震の波には異なる周期がある

地面の揺れには、周期の異なる波が含まれます。周期は、一回の揺れが往復する時間と考えると分かりやすいでしょう。長周期地震動はゆっくりした揺れで、遠くまで伝わることがあります。

地上では強い衝撃に感じなくても、高層ビルが大きく長く揺れる場合があります。

短い周期と長い周期の波に対する低い建物と高層ビルの反応
高層ビルは低い建物より、ゆっくりした固有の揺れ方を持ちます。

建物には揺れやすい周期がある

建物には固有周期という揺れやすいリズムがあります。一般に、高い建物ほど固有周期が長くなります。地震の波と建物の周期が合うと、高層階の動きが大きくなることがあります。

すべての高層ビルが同じではありません。設計、高さ、揺れを抑える仕組み、地盤、階によって変わります。

震度と長周期地震動階級は別の指標

震度は観測点の揺れを表す重要な指標ですが、高層階のゆっくりした揺れをすべて表すものではありません。気象庁は長周期地震動階級1〜4も発表します。

階級は、高層ビル内での行動の難しさや家具の移動などを分かりやすく示します。各ビルの各階で直接測った値ではなく、地上の観測から求めます。

揺れが長く続く理由

長周期の波は遠くまで届くことがあり、広い盆地の軟らかい地盤で揺れが長引いたり大きくなったりします。動き始めた建物も静まるまで時間がかかるため、地上が落ち着いたように見えても高層階では揺れが続くことがあります。

家具やキャスター付きの物が動き、エレベーターが安全のため停止する場合があります。建物管理者や現地の指示に従ってください。

気象庁の情報を読むとき

震度と長周期地震動階級を別々に確認します。階級1〜4は震度の追加レベルではなく、相互に変換できません。

地域の階級は高層ビルの状況を考える参考です。実際の揺れは建物と階によって異なります。